長く世間を騒がせているすすきの事件。
田村瑠奈容疑者・田村修容疑者・田村浩子容疑者の3名が家族ぐるみで行った犯行として続報が出続けています。
また新たに判明した事実により、田村家族の恨みの深さが明らかとなりました。
なぜそのような恨みを持つようになったのでしょうか?
原因と思われる被害男性浦仁志さんとの間のトラブルについて調べてみました。
事件続報:切断した首の動画を撮影していた!
遺体を弄ぶ動画を二人がかりで撮影
すでに逮捕されている田村親子の自宅浴室内で、被害男性の頭部の動画が撮影されていたことが新たに分かりました。
引用:ytv
なんと、犯行後に持ち帰った首を浴室に放置していただけでなく、『動画撮影』まで行っていたとのこと。
しかも、“両手が映るタイミングがあった”ということで、
- 遺体を弄ぶ人物
- 動画を撮影する人物
の二人がかりで動画撮影を行っていることも判明しています。
遺体を弄んでいた
容疑者の自宅浴室から発見された頭部は、一部が引きちぎられていた。さらにもぎ取られた皮膚の一部が、まるで洗濯物のように室内にかけられていたそうです。
引用:NEWSポストセブン
その映像を見た捜査員たちの中には、食事をしばらく受け付けなくなってしまう人もでたほど、猟奇的な内容だったそうです…。
それを二人がかりで行っていたとは、どういった精神状態だったのでしょうか。
通常このような殺人を犯した場合は、出来るだけ証拠を残さないようにしようとするのが本能のはずです。
ですが今回の事件は、証拠となるものを全て手物に置いているだけでなく、自ら証拠を増やしています。
普通なら目につかない場所に置いておきたい遺体。
それを撮影するなんて、“狂気”ともとれる恨みを感じませんか?
首謀者と思われる田村瑠奈さんと被害者の浦仁志さんの間にどんなトラブルがあったのか、時系列で見ていきましょう。
【時系列】田村瑠奈と浦仁志のトラブル内容とは?
トラブル①:5月下旬に浦仁志が女性の格好で田村瑠奈に近づいた
田村瑠奈容疑者は、自身の性についてどう認識すべきか悩んでいたようです。
そしてLGBT関連のイベントに出入りする中で、浦仁志さんに出会ったとされています。
浦仁志さんは、女装家で「ともちん」の愛称で知られる界隈では有名人物でした。
そのため、
女装した浦仁志さんを、女性またはLGBTの男性と誤認し、交友を持った
可能性が高いです。
また、田村瑠奈容疑者は幼い頃から男性が大嫌いだったと祖父がインタビューで語っています。
出会いのスタートから浦仁志さんに騙された形となっている田村瑠奈容疑者。
(こんなはずではなかった‥)という思いを強く持った可能性が高いです。
トラブル②:6月下旬~浦仁志に不同意性交を強制された
田村瑠奈容疑者の祖父が、インタビューで「不同意性交」を強制されていたことを明かしています。
そうだよ、瑠奈は襲われているんだよ。相手が女の格好してたから瑠奈は女だと思ってたの。それで2人でいいところあるから行こうって言われてラブホテルに入って、入った途端に相手は男になったわけさ。
引用元:集英社オンライン
浦仁志さんは女装で油断した女性たちに近づき、ナンパ行為を繰り返していたことが報道されています。
そういったやりとりで他でもトラブルを起こしており、出禁になっている店もあるとか。
浦仁志さんは不同意性交の常習犯だったようです。
トラブル③:浦仁志に動画を撮られていた
「不同意性交」を強いられた際に、田村瑠奈容疑者は動画を撮られていたと報じられています。
瑠奈容疑者は、被害者に何らかの動画を撮られていたようだ。動画はスマホで撮られ、それもあって瑠奈容疑者は被害者男性と複数回会っていた可能性がある。父親も動画については認識していた
引用:NEWSポストセブン
なぜ浦仁志さんが動画を撮影したかは不明ですが、「不同意性交」なことを考えると、撮影も「不同意」なのは明らかです。
父親である修容疑者もこの動画については認識していて、もう二度と瑠奈容疑者と接触しないよう交渉していたようです。
田村瑠奈容疑者自身も複数回浦仁志さんと会っていたようですが、動画を削除してもらうために接触していた可能性が高いです。
トラブル④:浦仁志からのストーカー行為
報道によると、浦仁志さんは田村瑠奈容疑者に対してストーカー行為を働いていたようです。
事件前、被害者男性が一家の住む自宅に押し掛けたことがあるそうです。父親が玄関先で立ってカップラーメンを食べたり、自宅前に止めた車の中でコンビニ弁当を食べていたのは、再び彼が自宅に押し掛けてくるのを警戒しての行動でした。
引用:NEWSポストセブン
そもそも自宅を知っている浦仁志さんが怖いですよね。
二人の間柄は自宅を教え合う程の深さだったのでしょうか。
また、父親である修容疑者も、自宅を守る見張り番のように車内でコンビニ弁当を食べていたとのこと。
事件発覚当初はそのような修容疑者の行動を怪しむ声も多かったですが、娘を守るための行動だったのですね。
トラブル⑤:浦仁志からの脅迫
ストーカー行為や動画撮影された件で一度は交渉成立したようです。
ですが、その後浦仁志さんがその件を蒸し返して脅迫してきたことが明らかになりました。
被害者が一度解決していたトラブルを蒸し返して逆ギレしてきた
引用:NEWSポストセブン
このように修容疑者が供述しているとのこと。
金銭的な脅迫をされてきた可能性が高く、早く何か手を打たないと、と家族で話し合った可能性が高いです。
そこからどうやって殺害に舵がきられたのかは不明ですが、このようなトラブルを経て決断したと考えられます。
田村瑠奈と浦仁志の関係は?
そもそも29歳と62歳という33歳差の二人。
どのような関係だったのか?が事件の大きな鍵となりそうです。
浦仁志さんは、田村瑠奈容疑者を『彼女』として紹介していたようです。
「今年の春頃、トモちゃん(Aさん)が『彼女なんです』と、スマホで社員を見せてくれたことがあったんです。見た目は20代から30代、目鼻立ちがハッキリとした、ハーフっぽい美女でした。『クラブで知り合った』と言っていました」
引用元:文春オンライン
「不同意性交」と報道されているので、『彼女』の可能性は低いです。
- プラトニックな関係を合意の上で交際関係に至った
- 交際関係ではないけど、浦仁志さんが勝手に公言していた
のどちらかだと思われます。
今後の捜査で更にこの辺りも明らかになってくるかと思われます。
情報が入り次第更新していきます。
まとめ
今回は、田村瑠奈容疑者の恨みがなぜそんなに深くなったのか?というところから、二人の間に起きたトラブルについてまとめてお届けしました。
最初は田村瑠奈さんが被害者で、事件を機に立場が逆転されたことがわかりました。
今後の捜査で新たな公表があり次第、随時お知らせしていきます。

